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【日高村地域おこし協力隊まるわかり展】で、3歳の子どもから80歳のおばあちゃんまでシルク印刷を体験!

各地から日高村に移住してきた、17名の地域おこし協力隊。
それぞれの強みややりたいことを生かして、個性豊かに日高村を盛り上げています。
でも、村の人によく聞かれる「そもそも地域おこし協力隊ってなんなが?」
「協力隊っていったい何やりゆうが〜?」
その疑問にまるっとお答えするため、
村の皆さんに協力隊のことをもっと好きになってもらうため、
この度「日高村地域おこし協力隊まるわかり展」を開催!

「村民の皆さんともっと、交流をしたい!」と期間中には様々なワークショップを行いました。その様子を3回に渡ってお届けします。
第3回はイラストレーターの村上由佳さんに、シルク印刷体験のワークショップの様子をレポートしていただきました!

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村上由佳
新卒の高知県日高村地域おこし協力隊3年目(2023年10月現在)。岡山県岡山市出身。村上さんこと通称「むーさん」は、岡山大学を卒業し、新卒で日高村の地域おこし協力隊に着任。一般社団法人nossonに所属をしイラストレーターとして活動中。

日高村をイメージして描いたイラストは3種類
「自分がイラストレーターとして活動していることを村の人にもっと知ってもらいたい」また「子どもたちには、物つくりの楽しさを知ってほしい」と、シルクスクリーンのワークショップを行いました。

シルクスクリーンとは、メッシュ状の版にあなを作り、穴の部分だけにインクを落として、印刷をするという印刷方法。

今回、用意した版は日高村をイメージして描いたイラスト3種類です。

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1つ目は『あゆとししと寝ぐせのわたし』私が日高村の生活を教えてもらった大師匠は
仁淀川で鮎をとって、その鮎をエサにうなぎをとるし、
山に登ればいのししや鹿を仕留めて食べる。
その漁にも猟にも付いて行かせてもらうのですが、
師匠の朝は早いので、寝癖を治せないまま付いて行く自分をかいたもの。

2つ目は『MARGARETOMATO』日高村のトマト農家さんたちは
湿度や温度、あげる水の量を、数値データと目で見た情報から
毎日、判断して調整して栽培してる。
それを知った時に「美味しいトマトは、誠実な人にしか作れない……」と感動して
花言葉が「誠実・信頼」のマーガレットと一緒にトマトをかいたもの。

3つ目は『山とおいしいうなぎ』高知県の森林率は84%で全国一位。
だからこそ林業が盛んで美しい森を守っていくために
活動している方たちがたくさんいる。
そうやって美しい森が守られているから、美しく豊かな川も守られていて、
美しく豊かな川で育ったうなぎだから、仁淀川の天然うなぎは美味しい!
「全ては繋がってるな」と思いながらかいたもの。

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この3つの中から1つイラストを選んでもらい、巾着かサコッシュに印刷スタート。
まずは版にインクを置いて、スーーーーーーっとなぞるだけで、カバンにイラストが現れます!

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ドライヤーで乾かして、仕上げにアイロンを当てると完成〜!

ちょっとずれたり、かすれたり、印刷した上に絵を描いたり、同じ版を使っても個性豊かに仕上がりました。自分でシルク印刷したバックを肩からかけた人が、会場にはいっぱいに!

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参加された皆さんからは「シルクスクリーンをずっとやって見たかったけど、できる機会がなかったため、今回嬉しかったです!」「かわいい〜!!このバックを持ってお出かけします!」と嬉しい言葉をいただきました。

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3歳の子どもから80歳のおばあちゃんまでシルク印刷を体験!
今回は3歳の子どもから、なんと80歳のおばあちゃんまでシルクスクリーン印刷を楽しんでいただくことができました。
幅広い世代の方に自分のイラストを知っていただけたこと、そして、自分のイラストで喜んでもらえたことが、とても嬉しかったです。今後も喜んでもらえるようにイラストを活用したり、いろんな方とコラボをしていきたいという想いが強くなりました。今回ワークショップに足を運んでいただいた皆さん、ありがとうございました。

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