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【日高村地域おこし協力隊まるわかり展】で、村民と外国人が交流!各国の郷土料理の試食会も。

各地から日高村に移住してきた、17名の地域おこし協力隊。
それぞれの強みややりたいことを生かして、個性豊かに日高村を盛り上げています。
でも、村の人によく聞かれる「そもそも地域おこし協力隊ってなんなが?」
「協力隊っていったい何やりゆうが〜?」
その疑問にまるっとお答えするため、
村の皆さんに協力隊のことをもっと好きになってもらうため、
この度「日高村地域おこし協力隊まるわかり展」を開催!

「村民の皆さんともっと、交流をしたい!」と期間中には様々なワークショップを行いました。その様子を3回に渡ってお届けします。
第1回は日高村で働く外国人と村民との交流会を主催したケルビー咲野さんに、ワークショップの様子をレポートしていただきました!

sakino_01.jpgケルビー咲野
高知県日高村地域おこし協力隊2年目(2023年9月現在)。日高村生まれ。大学時代にジョンさんと出会い結婚し11年間スコットランドで暮らしていたが、自然が豊かな環境で子育てをするために帰国。2022年8月に日高村の地域おこし協力隊として着任し、ジョンさんとともにクラフトビール醸造所の設立を目指しながら、村内に住む外国人就労者を対象にした日本語教室を運営中。

「どこにある、どんな国から来たの?」クイズ大会と
ミャンマー語やインドネシア語のあいさつレッスンで交流!

日高村にはミャンマーやインドネシア、ベトナムから仕事をしにやってきた外国籍の方がいます。
その方たちの国や文化、料理について紹介し、国籍を超えた交流の場を提供できるよう、このワークショップを企画しました。

まずは私の自己紹介。日本語が母語ではない人が日本語を学ぶときに感じる疑問や、私が日高村で開講している日本語教室の様子についてお話しました。
続いて、ミャンマーとインドネシアからの外国人研修生5名に自己紹介してもらいました。そして、それぞれの国を参加者の皆さんと地図上で確認!

その後は、両国の国旗や首都、名所、宗教についてクイズ形式で紹介。参加してくださっていたお子さんたちも、「Aやと思う」「Bやないかなぁ」「ええ~、ぜんぜんわからん!」と興味津々でした。

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お国紹介の最後は、ミャンマー語とインドネシア語のミニレッスン!
「こんにちは」や「ありがとう」、「じゃ、また」をそれぞれの言語で研修生に続いて復唱。発音が日本語と異なるため、私も含め、日本人の頭の上にはハテナがたくさん見えました(笑)。
それでも皆さんあきらめず、何度も復唱して練習しました。

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ミャンマーとインドネシアの郷土料理をみんなで試食&交流会!

極めつけは、皆さんお待ちかねの郷土料理の試食&交流会。
私は内心「多めに作って!ってお願いしたけんど、これは作りすぎやないろうか……」と心配していましたが、予想以上の人気ぶりに研修生もとてもうれしそうでした。デスクで仕事をしていた役場の職員さんもみんな食べに来てくれて。食べ物の力は、すごい。

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交流中に、ミャンマーからお越しのシュエさんが“タナカ”体験をさせてくれました。タナカとは、日焼け止め効果もあるミャンマーの伝統化粧。とってもいい香りで、塗ったときはスース―していい気持ち!子どもも大人も大はしゃぎしました。

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試食では、参加者の皆さんが習いたてのミャンマー語、インドネシア語で「ありがとう」「おいしい」を研修生たちに伝えてくれていました。ちょっと緊張気味だった研修生たちも、「もっといる?」「おかわり、いる?」と声をかけていました。

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外国人研修生の皆さんも、他の協力隊のワークショップを体験!
うれしかったのが、研修生たちが帰りに、協力隊・村上由佳さんのシルクスクリーン体験をして帰れたことです。研修生の皆さんは、言葉の壁もあるため村のイベント等の情報になかなかアクセスしずらいのが現状です。ワークショップ後に自らもお客さんとして参加して帰れたことは、思わぬ“お土産”になったと思います。

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日本語教室での日本語の勉強以外に、もっと楽しいイベントを企画したいと思っていたのが、今回のまるわかり展で叶ってうれしい限りです。今後も国籍を超えた交流を企画していきたいと思います。

10月中に日高村日本語教室のインスタグラムを立ち上げ予定です。
教室の様子や情報を発信していく予定なので、ぜひチェックしてみてください!

ケルビー咲野さんのこつこつ活動日誌はこちら>

こつこつ活動日誌

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