強烈刺激の生姜ロウリュでドカ汗したいサウナーのための、水出しロウリュがついに完成! 〜香りと刺激、全てがベストな配合を導き出した製作秘話とは〜
2022.05.31
日高村発サウナーによるサウナーのためのサウナアイテム、
“インスタント・ロウリュ・パック”が、ついにリリースになりました。
「サウナで町おこし? 人と地域を「ととのえる」、新しい地域活性のカタチ。」
でお話を伺ったサウナーの市橋さんを中心に、
高知の生粋のサウナーが集まってできた、このロウリュ。
そのサウナーの中の1人が、普段は医薬品卸・入浴剤製造企業に勤められている松田さん。
松田さんは会社での知識と経験を生かし、ロウリュ成分のベストな配合を導き出しました。
今回はそんな松田さんに製作秘話を伺っていきます。
“LOCAL GRAVITY インスタントロウリュ”
・高知県に流れる日本一の清流、仁淀川で育った生姜を使用!
・“めんどくさい”をとことん抜いた、揉むだけで使える水出し!
・強烈な生姜の香りと刺激で、ドカ汗かきたい人におすすめ!
ふるさと納税お申し込みはこちらから
↓
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/39410/5417407
購入はこちらから
↓
https://nosson.base.shop/items/66393812
サウナは、日本のお風呂の原点回帰
小野:松田さんはなぜ、サウナにはまったんですか?
松田:サウナが好きな理由は、たくさんあるんですけど、お風呂の歴史を遡っている感じが好きなんですよね。サウナって、北欧やロシアなどの寒い国のもので、それが日本に入ってきたというイメージが一般的じゃないですか。
小野:確かにそのイメージでした。
松田:でも、実は江戸時代より前の日本は、実は蒸し風呂、今で言う“サウナ”が主流だったんです。江戸時代になって、江戸の町は土埃が舞い上がってどうしても汚くなるから、お湯を張った銭湯が広まっていきました。
松田:今の湯船に浸かるようなお風呂文化ができたのは、日本のお風呂の歴史の中で言うと、最近のことなんですよ。
小野:ええ!そうだったんですか?
松田:そうなんです!私はサウナは日本のお風呂の原点回帰だと思っています。「源頼朝もこれやってたんだな」とか思いながら入るサウナは本当に最高ですよ!
ベテラン研究員も驚いた!
強烈な刺激、仁淀川で育った生姜を使用
小野:改めて、ロウリュのリリースおめでとうございます!今回どんなロウリュが完成しましたか?
松田:ものすごいロウリュが完成しましたよ!まず1番すごいのは、壬生さんの生姜を使っていること。
松田:壬生さんは、日高村の仁淀川のふもとで生姜を作っている生姜農家さん、かつ生粋のサウナーなんです。国産の生姜でロウリュをつくるってだけでも贅沢なのに、日本一の清流仁淀川の恩恵を存分に浴びた壬生さんの生姜ですよ。ものすごい贅沢なロウリュです。
小野:やっぱり、普通の生姜と壬生さんの生姜は違いますか?
松田:全然違います!一緒に研究をしていたメンバーが、壬生さんの生姜を使った試作品を見て「やばい原料がきた!どこの生姜ですか!?」って聞いてくるくらいには(笑)
壬生さんの生姜で作ったロウリュを水に出すと、滲み出る生姜の濃さが段違いでした。水の色の濃さはもちろん、刺激もすごくて。ある意味、濃すぎて生姜の量の調整が大変でしたね。
小野:何回くらい試作品を作ったんですか?
松田:いや〜数えきれないですね…(笑)
とは言っても、このロウリュに入っている原料は、生姜、ホホバオイル、重曹の3つだけなんです。
小野:へ〜原料はシンプルで無駄なものは一切入ってない!って感じですね。
松田:そうなんです!原料にはそれぞれ重要な役割があります。
ホホバオイルは、肌をしっとりとさせて、生姜の肌を刺すような痛みを抑えてくれるもの。
重曹は、水をアルカリ性にかたむけることで、生姜のエキスが、最大限水に溶けるようにしてくれるものです。
この2つと生姜の配合の微調整を繰り返して、試験室でむせながら試作品を試していましたね。
小野:むせながら(笑)どうやって、何種類もの試作品を試していたんですか?
松田:試験室には、研究中に万が一爆発が起こったり、何かあったときに大事にならないよう、手だけを突っ込んで試験ができる、透明の箱のような装置があるんです。
その中にアツアツにしたホットプレートを置いて、試作品を揉み出した水をかけて、じゅ〜っとして…そこに顔を突っ込む!!
小野:え!顔を突っ込むんですか!?
松田:はい(笑)だいたい壬生さんの生姜の刺激が強すぎるせいで、むせて、目が痛い!ってなってました。しかも、箱の中に収まらず、外にも徐々に蒸気が溢れてきて、顔を突っ込んだ私だけじゃなくて、結局みんなもむせるんです(笑)
小野:さすが、壬生さんの生姜強いですね(笑)
松田:そんなのを何度も繰り返しながら、生姜の特徴の匂いと刺激を最大限に生かしつつ、目や肌が痛くならないベストな配合を導き出しました。
小野:松田さんが何度もむせながら完成したこのロウリュ、どんな方に使ってもらいたいですか?
松田:とにかく、ドカ汗を出したい人!このロウリュを、私が実際に使ってみて、体感としては出る汗の量が半端なくて、やばいっす!!ドカドカ汗が出てきて、体が芯から熱くなっていく感じがしましたね。
“めんどくさい”はとことん抜いた
サウナーによるサウナーのための
水出しロウリュ
小野:このロウリュのイチオシポイントを教えてください!
松田:イチオシポイントは、ティーパックみたいになっていて、水出しがOKなところですね。
小野:水出しができるものって珍しいんですか?
松田:珍しいですね〜。大体、お湯で煮出しが必要なものが多くて。
私、結構薬草やお茶のロウリュが好きで、よく使いますが、屋外で水を沸騰させて煮出すのに20分くらいかかっちゃうんですよね。テントサウナするときに、みんなにも使って欲しいなって準備をするんですけど、煮出して、よし、使えるぞ!ってなった20分後には、みんな3回クールくらい終えてて、サウナには入らず落ち着いちゃってるみたいなことがあるんです(笑)
小野:悲しい(笑)
松田:最初は、煮出すよりは速くできるからコーヒーみたいなドリップ式っていう案もありました。でも、それもやっぱりめんどくさいなって…
テントサウナって、結構荷物が多いし、テントをたてたり、火を起こしたり…準備が大変なんです。だから、なるべく準備物も少なく、“めんどくさい”を抜く。
そこには、とことんこだわろうってなったんですよね。で、たどり着いたのが、水出しのロウリュです。水出しで、ここまでしっかりエキスが出るロウリュは珍しいと思います!
小野:生粋のサウナーが集まって作ったからこそ、この形になったんですね。
松田:本当にそうです!このロウリュは、サウナーによるサウナーのためのロウリュ。とにかく、自分たちが欲しいものを形にしたって感じですね。
小野:最後に、松田さんおすすめのこのロウリュの使い方を教えてください。
松田:「汗を出したいな」って人は、1パック、
「ツンツンした刺激が欲しい!」って人は、2パック、
「振り切れたい!」っていうちょっとおかしな人は、3パック(笑)
バケツ1杯に入れて、とにかく揉みます。水が生姜湯みたいな薄い黄色が全体に広がったら準備完了です。
松田:それを、あつあつのサウナストーンにかけて、生姜の香りがぶわっと広がって体が熱くなるのを感じてください!
小野:生姜の濃さは、みなさんの好みを見つけていただくって感じですね。
松田:そうですね!ぜひ、いろいろ試していただけたら嬉しいですね。もし、テントサウナは持ってないけど、ドカ汗かきたいって方がいれば、家のお風呂で使うのもおすすめです。お風呂の場合は、2パック入れるくらいがちょうどいいかなと思います。
大自然に囲まれた水風呂、日本一の清流仁淀川!
小野:松田さんはいつも、仁淀川の河原でテントサウナをされているんですか?
松田:はい。仁淀川でやってます。仁淀川は日本一の清流と呼ばれるだけあって、水がとにかくきれいなんです!
小野:サウナーにとったら大自然に囲まれた水風呂が目の前にあるみたいな感じですか?
松田:まさに、そうですね!仁淀川には私のおすすめスポットが3つあって、それぞれの良さがあるんです。
ロケーションによっても、季節によっても景色が違って、最高です。仁淀川で生まれたこのロウリュを持って、仁淀川にテントサウナをしに来てくださる方がいたらとても嬉しいですね。
もし、仁淀川で私に会ったらめちゃくちゃ汗出させるんで!一緒にテントサウナやりましょう(笑)