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【地域おこし協力隊の勉強会】UKIKI COFFEE STANDの事業の壁打ち会

高知県日高村では、地域おこし協力隊が月に一度集まり、それぞれの活動の共有や事業の壁打ちを行う勉強会を開催しています。

最近では、「この場で一緒に学びたい」と、高知県内4つの自治体から地域おこし協力隊も参加。
地域を越えて、それぞれの事業や悩みを持ち寄りながら、一緒に考える場になっています。

今回のテーマは、いの町でコーヒースタンドを運営する「UKIKI COFFEE STAND」の浮木さんの事業。
OWWH*のフレームワークを使いながら、事業の壁打ちを行いました。

UKIKI COFFEE STANDは、浮木さん一人で切り盛りしているお店。だからこそ、使える時間もリソースも限られています。

今回の壁打ちでは、「最短最速で目標を達成するにはどうするか?」という視点で、かなり具体的で実践的な議論が交わされました。

今回は、その勉強会の様子をレポートします。

※OWWH(Objective / Who / What / How)
「誰に、何を、どう届けて、何を実現したいのか」を整理するフレーム

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コーヒーを売りたいわけじゃない?
本当にやりたいのは「おもしろい人が集まる場づくり」

売上を上げたい気持ちはある。
コーヒー豆の定期便を増やしたいという想いもある。
でも、なんとなく“しっくりきていない”とのこと。

UKIKI COFFEEをきっかけに、

・対面でおもしろい人とつながれる
(=自分のやりたいことをやっている人)
・自分のやりたいことに気づく

そんな場をつくりたい。

つまり、コーヒーそのものを売ることではなく、 「人と人がつながることで人生を面白がる仲間が増えていくコミュニティを作ること」が、浮木さんの本当にやりたいことでした。

コーヒーは、その“きっかけ”であり“手段のひとつ”です。


一人でやるからこそ、最短でたどり着きたい

UKIKI COFFEE STANDは、浮木さん一人で運営しています。だからこそ、時間もリソースも限られています。

今回の壁打ちでは、「最短最速で目標に近づくには?」という視点で議論が進みました。
やることを増やすのではなく、むしろ削る。遠回りせず、どうやって届けるか。

その中で出てきたのが、「お店に来てもらうのではなく、すでにおもしろい人が集まっているコミュニティに出張するのはどうか?」というアイデアでした。

じゃあ、それってどうやってお金になるの?
ここで出てくるのが、さらにリアルな悩み。
「ビジョンはあるけど、結局生活していくためには売上も必要…」

参加者からは、
・一緒にやる人をどう増やすか
・応援したくなる仕組みをどう作るか
といった意見やアイディアが飛び交いました。

途中で出てきたのが、こんなアイデア。
「コーヒーを“通貨”みたいに使う」

コーヒーを買う=応援する
サブスクに入る=仲間になる

ただの物販ではなく、 関係性の中で価値が回る仕組みです。

さらにOWWHをブラッシュアップして実行していく

浮木さんは今回の壁打ちを通して、 やりたいことの輪郭がよりはっきりと見えてきたそうです。
ここで答えが出たわけではなく、「これからどう磨いていくか」が見えてきた状態。

この場で終わりではなく、持ち帰ってさらにOWWHをブラッシュアップしながら、自分のやりたい形に近づけていくとのことです。

「そもそも何をやりたいのか?」「誰に届けたいのか?」「なぜそれをやるのか?」そんな問いを重ねることで、 少しずつ事業がクリアになっていきます。
自分では当たり前だと思っていたことも、外からの問いによって見え方が変わります。

そして、このようにお互いの事業について一緒に本気で考えることで理解が深まり、日高村では新しいコラボやアイデアが生まれてきています。

日高村の地域おこし協力隊の勉強会の様子は、これからも引き続きお届けしていきます。

地域の活動日誌

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