移住前に村民100人を無料整体の旅!整体師が日高村に“いきつけ”て、叶えたかったこと。
2025.09.02
松島圭祐さん
高知県日高村地域おこし協力隊2年目(2025年6月現在)。高知県高知市生まれ、その後は兵庫・香川・東京・神奈川と、様々な土地で暮らす。柔道整復師として15年のキャリアを持ち、『ふるさと高知県民のカラダを応援したい』という思いから、2023年9月に協力隊に着任。『体援隊』隊長の整体師として活動中。
Q:日高村へ移住することを考えたきっかけを教えてください。
A:日高村協力隊体験ツアーに参加をして「高知の役に立ちたい」と思いました。
2020年2月、東京・新橋で開催された「ジョイントミーティング」という高知県のイベントに、なんとなく懐かしさからふらっと参加しました。そこで日高村の元地域おこし協力隊、小野加央里さんと出会い、そのご縁から日高村協力隊体験ツアーに参加することに。
ツアーでは美しい自然はもちろん、そこに暮らす“人”たちがとても温かく、助けてもらったり、頼ってくれたり、自然と助け合う文化が根付いていて、僕自身も自然と「日高村や高知県のみなさんの役に立ちたい」と思うようになりました。そして何より、地域おこし協力隊としてもとても柔軟に活動させてもらえる環境だと思ったのが日高村でした。

Q:松島さんは移住前に「村民100人無料整体旅」をされていましたよね?
A:はい。月に一度2泊3日で日高村に来村をして、“いきつけ”ていました。
月に一度2泊3日で日高村に来村をして、村民100人の身体を整える旅を1年間行ったんです。
いきつけている内に村民と友だちになり100人達成した頃には「おまんまだ移住してなかったんか」と言われるくらいには、日高村に馴染んでましたね(笑)。

そうやって私が日高村にいきつけていたことで、妻と子どもが村に初めて遊びに来たときも、村民と一緒に川遊びをしたり、地元の新鮮な食材を味わうバーベキューをしたり、近所のおじぃおばぁに可愛がってもらったりと、すぐに馴染むことができました。
こうした“日常の触れ合い”を通して、地域の一員になれたような気持ちになりました。
Q:移住される前は、どんなお仕事をされてましたか?
A:柔道整復師という国家資格を所有し、整体師として従事していました。
たくさんの方に寄り添いたい、力になりたいという思いで、治療やスポーツ、リハビリ、介護業界など体に関わる仕事を15年ほど続けてきました。
Q:整体師になろうと思ったきっかけは何ですか?
A:高校1年生の時に腰の怪我をしたのがきっかけです。
高校1年生の時に「腰椎分離滑り症」という腰の怪我をし、幼い頃から続けられ続けた水泳ができなくなりました。
そんな中で支えてくれたのが、治療の現場で出会った先生方でした。その経験を経て、治療業界に興味を持ち、接骨院の先生である柔道整復師という国家資格の道を志すようになりました。
Q:実際に協力隊に着任してから、どのような活動を行っていますか?
A:常に整体師Tシャツを着て、仁淀川で整体をしたり、高知県内の人の体を整え中。
〜高知県をカラダから応援する〜からだメンテナンス「体援隊」の整体師として、常に「整体師Tシャツ」を着て活動しています。
ちなみにこのTシャツをプレゼントしてくれたのは、私が日高村に移住するきっかけとなった小野さんです(笑)。

通常の施術の他には、山川海の自然を活用した「絶景整体師」として、観光で訪れる方々に高知の自然の魅力と癒しを届けています。
日本一の水質を誇る仁淀川での水上整体は、視覚にも五感にも心地よい体験です。美しい景色とともに過ごす時間を通じて、高知の魅力を身体レベルで感じていただけるよう工夫しています。
Q:地域おこし協力隊の活動で大切にしていることはありますか?
A:村の人たちみんなのサポートへの「感謝」の気持ちです。
地域の方々や役場の皆さんに、日々たくさんのサポートをいただいています。活動の場を与えていただいたり、人と人をつないでもらったり、「ちょっと頼んでみようか」と声をかけていただいたり…。本当に、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。なので自然とさらにみなさんの力になりたくなります。

Q:今後の目標を教えてください。
A:「移動式整体カー」で高知県をまわりみんなを元気にしたいと思っています。
これから「移動式整体カー」を作って、高知県内を周遊することを目標にしています。
イベント出店したり、なかなか外出が難しいご高齢の方のところへ伺って、身体を整えるお手伝いができればと考えています。
“動ける施術者”として、高知をもっと元気にしていきたいです!
Q:日高村の好きなところは?
A:やっぱり「人」です。
高知の人たちは、誰かが困っていたら自然と手を差し伸べる「助け合いの文化」があります。日高村は、人口約4,700人と少ないぶん、一人ひとりの顔が見えて、自分自身も「自分らしく」いられる環境です。近所のおじぃちゃん、おばぁちゃんたちにもよくしてもらっていて、「この人たちを大切にしたい」と心から思える。そんな日々が心地いいです。
