高知県にある人口5000人の小さな村日高村は、あなたの“やりたい”を応援します。『古民家カフェを経営したい!』『日本にも本場のタコス広めたい!』『クラフトビールを造りたい!』そんなふうに考えて地域おこし協力隊として日高村に移住し、活動している方がたくさんいます。ここで、あなたの“やりたい”を実現しませんか?
・高知県日高村地域おこし協力隊としての募集
・活動期間は1年以上最長3年
・フリーミッションで起業定住にかかる取組みを行う
-
高知県日高村が現在募集しているフリーミッション型の地域おこし協力隊の特徴を教えてください。
『起業定住にかかる取組み』以外には、こちらからミッションは提示せず自由なのが特徴です。
地域おこし協力隊は、自治体が具体的に活動内容を提示しているミッション型と、協力隊員が活動内容を提案して採用されるフリーミッション型があります。しかしフリーミッション型と言っても、自治体がテーマを提示しそれに沿って活動するフリーミッション型の協力隊募集がほとんど。
その中で、日高村のフリーミッション型の地域おこし協力隊は、『起業定住にかかる取組み』以外には、こちらからミッションは提示せず自由なのが特徴です。あなたの“やりたい”という想いを聞かせていただきたいです。フリーミッション型の協力隊の場合、給料はベーシックインカム。そうイメージしてくだされば、起業するにあたって多少リスクがあることにも挑戦しやすいと思います。協力隊としてある程度安定した収入を得ながら、協力隊卒業後に自分が“やりたい”で生きていくための道をつくっていっていただければと思います。
現在、フリーミッション型の地域おこし協力隊として、どのような活動をされている方がいますか?
現在活動中のフリーミッション型の協力隊の方は三者三様です。
『古民家カフェを経営したい!』と、“村の小さなおきな”という古民家カフェをつくった岡さん。『日本にも本場のタコスを広めたい!』と、キッチンカーでイベントを周りタコスを販売している都筑さん。『クラフトビールを造りたい!』と、現在ブルワリー(ビール醸造所)で研修中の高羽くん。こんな感じで現在活動中のフリーミッション型の協力隊の方は三者三様です。(2021年10月現在)
日高村役場としては、どのような支援をされていますか?
日高村は協力隊の方の活動を制限するような枠をなるべくとっぱらって、逆に、協力隊の方のひとりひとりの形に日高村が合わせていく支援の仕方をしています。
日高村役場としては、その人を主軸にし、その人にとって足りない部分を補填して、その人にとって一番いい支援ができるように受け入れ体制を整えています。具体的な支援としては、困ったことがあればすぐに相談してもらい、大きな問題になる前に対応をしたり、活動するにあたって必要があれば、個人に活動補助金を交付したりしています。
活動補助金については、協力隊の方から使い道を提示してもらい、村としての支援が本当に必要かどうか、活動補助金の枠として適用できるかどうかを総合的に判断し、交付しています。例えば、古民家カフェを経営している岡さんは、日高村のハーブ農家の佐野さんと一緒に新しい加工品を開発するための費用として、高羽くんは、ビール造りを学ぶためのブルワリー視察見学にかかる費用として補助金を活用しています。
起業をするってやっぱり、本人の“やりたい”という想いがあってこそできること。そこに他人が決めた枠組みや、誰かの思惑が入ってしまうと、うまくいかなかった時に、他人のせいにしてしまうと思うんですよ。だからこそ、日高村は協力隊の方の活動を制限するような枠をなるべくとっぱらって、逆に、協力隊の方のひとりひとりの形に日高村が合わせていく支援の仕方をしています。
ぜひ、ここの協力隊の制度をあなたの“やりたい”ことを実現するための手段として活用してください。私たち日高村は、あなたにとって一番いい形で支援をします。
日高村のフリーミッション型の地域おこし協力隊はどんな人に合いそうですか?
やりたいことが明確に決まっていて、協力隊として自由に活動したい方にぴったりだと思います。
やりたいことが明確に決まっていて、協力隊として自由に活動したい方にぴったりだと思います。自治体を選ぶ時に重視するポイントって人それぞれだと思うんです。『その地域に活用したい地域資源があるかどうか』『活動範囲の立地の良さ』『自由度の高さ』とか。その中で、もしあなたが『自由度の高さ』で選ぶなら日高村は圧倒的にマッチしやすい自治体だと思います。
日高村は『あなたの“やりたい”を全力で応援するし、必要な支援は最大限にします。あなたの“やりたい”を実現するためにもし必要ならば、村内に限らずどんどん外でも自由に活動してください。』というスタンス。現在、クラフトビールを造っている高羽くんは、日高村にはブルワリーがないため、日高村の隣町にあるブルワリーでビール造りの研修を受けています。協力隊としての勤務時間はほとんど村外にいる感じです。全国的にみて、協力隊の人がこのような活動を続けているのは珍しいと思います。それでも、日高村がここまで自由度の高い働き方を実現できているのは、協力隊の方も責任持って最後までやり切るという覚悟の上でここに来てくれるから。お互いの信頼関係のもとで、フリーミッション型の協力隊は成り立っています。
日高村の地域おこしにきたんだからとか、村内で活動しなきゃいけないとか思わなくていいんです。あなたの“やりたい”ことをやっていたら、結果的にあなたの周りの村民が少し元気になってたくらいでいい。自由に、縛られず活動したい方には、日高村の環境はぴったりだと思います。
日高村の魅力を教えてください。
起業し定住をしている先輩がたくさんいるから誰かしらに相談したり、ノウハウを教えてもらうことで不安が解消できる環境なのは日高村の最大の魅力です。
現在フリーミッション型の地域おこし協力隊として活動している3人以外にも、すでに起業し定住をしていたり、これから起業しようと動いている先輩がたくさんいることが日高村の魅力です。しかも、みんな分野がバラバラ。飲食業をしている人、農業をやっている人、幅広く地域活性事業をやっている人といろんな人がいます。起業するとなると大変そうだったり、わからないこと、不安なことたくさんあると思います。でも、誰かしらに相談したり、ノウハウを教えてもらうことでそういう不安が解消できる環境なのは日高村の最大の魅力ですね。
この記事を読んでいる方に、メッセージをお願いします。
あなたの“やりたい”をぜひ聞かせてください。
まずは気軽に、一度相談してみてください。あなたにとって日高村の環境が合うのか、合わんのか話してみんとわからんこともあると思うので。あなたの“やりたい”をぜひ聞かせてください。
-
- 募集対象
-
(1)令和6年4月1日現在の満年齢が20歳以上になる方で、下記のいずれにも該当する方
(2)3大都市圏の都市地域、政令指定都市等(過疎・山村・離島・半島等に該当しない市町村)から転出し、日高村内に居住し、住民票の異動ができる方
(3)普通自動車運転免許を取得している方、又は取得見込の方
(4)日常的にパソコンを使用し、電子メール等情報の送受信ができる方
(5)住民と協調して集落や地域を元気にするために精力的に活動できる方
(6)協力隊員の期間終了後、日高村に定住し就業しようとする意志のある方
-
- 募集人員
- 予定 若干名 / 日高村内に勤務
-
- 身分
- 会計年度任用職員(地方公務員法第17条及び22条の2)
-
- 雇用期間・雇用形態
-
日高村長が委嘱する。
(2年目以降は、活動評価により年度単位で更新し、最長で委嘱日から3年まで延長)
-
- 勤務日及び勤務時間
-
(1)勤務日:原則として週31時間もしくは週4日間
但し、業務内容により変更する場合もあります。
(2)勤務時間:原則として8時10分~17時15分(1日当たり7時間45分)
-
- 報酬
-
月額190,320円
一時金有り(期末手当:6月、12月に各1.2月分 計2.4月分)
※報酬及び一時金については、日高村役場行政職員の報酬にかかる規定に応じて年度ごとに調整がある可能性があります。
-
- 待遇・福利厚生
-
(1)募集期間 令和5年12月1日(水)~定員に達するまで随時募集
書類が到着し順次、第1次選考を実施します。
(定員数については令和3年度予算に応じて調整があります)
(2)提出書類(提出された書類は返却しません)
①「地域おこし協力隊」隊員応募用紙
②履歴書(市販のもので可・直筆及び写真貼付(Word等活用も可)
③地域おこし協力隊活動についての作文(A4で書式自由、ワープロ可)
「地域おこし協力隊に活かしたい私の能力」「3年間の活動目標」等について1000字程度にまとめてください。
(3)提出先等 日高村役場企画課まで
-
- 応募手続
-
(1)募集期間 令和5年12月1日(水)~定員に達するまで随時募集
書類が到着し順次、第1次選考を実施します。
(定員数については令和3年度予算に応じて調整があります)
(2)提出書類(提出された書類は返却しません)
①「地域おこし協力隊」隊員応募用紙
②履歴書(市販のもので可・直筆及び写真貼付(Word等活用も可)
③地域おこし協力隊活動についての作文(A4で書式自由、ワープロ可)
「地域おこし協力隊に活かしたい私の能力」「3年間の活動目標」等について1000字程度にまとめてください。
(3)提出先等 日高村役場企画課まで
-
- 選考
-
(1)第1次選考
書類選考のうえ、結果を応募者に後日文書で通知します。
また、合格者には2次審査の案内を電話で通知します。
(2)第2次選考(面接)
① 対象第1次選考合格者について面接を行ないます。
② 日時:第1次選考合格者と打ち合わせのうえ、日時を決めます。
③ 場所:原則として日高村役場(原則、来村しての面接ですが、コロナ禍を鑑み、オンライン等の対応も調整いたします)
(3)最終選考結果の通知
合否については、文書で第2次選考参加者に通知します。
-
- その他
-
(1)応募者がいない場合や、合格者不在の場合は募集期間を延長します。
(2)兼業を希望する場合、村長への届出により認められることがあります。
(3)募集期間内でも、状況により期間満了前に締切る場合があります。
(4)協力隊個人への活動にかかる補助金制度もあります。