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地域おこし協力隊 / ~3年

東京ドーム5個分のお茶畑から
生まれる土佐茶の魅力を
広めてくれる人募集

霧山茶園

いきつけ度

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霧山茶園の矢野さん
氷だしでじっくりと出した緑茶でおもてなし
何度も修理をしながら長年使いけている機械たち
茶葉の収穫中
何度も修理をしながら長年使い続けている機械たち
茶葉の収穫中
できるだけやわらかく若い葉を摘むのが茶摘みのコツ

土佐茶って、以前は静岡茶の一部だったんです。本来の土佐茶が持つ魅力は、ごくごく飲める健やかなお茶であること。静岡や京都とはまた違った土佐茶ならではの魅力を、いろんな方法で発信したり、イベント販売に出かけたり。幅広く携わっていただける方を募集してます。発信業務が得意な方や、お茶が大好きな方、ぜひ一緒に日本文化の土佐茶をたくさんの人に届けませんか。

募集職種

・高知県日高村地域おこし協力隊としての募集

・活動期間は1年以上最長3年

・配置先は中四国一の大きさを誇る茶園でお茶を栽培している「農事組合法人霧山茶業組合 」

・霧山茶園にて、新しい商品や体験メニューの開発、SNSなどによる情報発信を行う

Q&A

  • 募集する仕事内容は?

    主にお茶の魅力を発信やイベント、販売の業務。新しい発想で企画などもやってみてほしいです!

    主にお茶の魅力を発信や販売業務に従事していただくことを想定しています。例えば、イベントをやる時のSNSでの告知や、体験メニューの発信業務。他にも、スーパーなどで販売したり、焙煎体験(ほうじ茶作り)と茶缶作りなども行っているので、販売や体験教室を行ってくださる方を募集しています。

    ただ、ずっと私と矢野さん2人だけでやっているので、動ける範囲も限られるし、イベントに出店する時も、いつもの形でやってしまうし、いつものイベントにしか出店していないのが現状です。だから、新しい発想で企画やレイアウトなどもやってみてほしいです。もう本当に、何でもおまかせするので!

    SNSでの発信はどなたがやられているんですか?

    私が慣れないなか、色々勉強しながらやっています。

    今は私がほとんど全部やっています。慣れないなか、色々勉強しながらやっているのでやっぱり時間がかかってしまう…得意な方におまかせできると嬉しいです。コロナ禍ではあるんですが、体験メニューの依頼が増えていて、昨年は100人にメニューを提供しています。SNS発信もそうなんですが、一緒に体験メニューの提供やってくださると助かります。

    どんな人がきてくれると嬉しいですか?

    お茶が好きで、自分が楽しみながら相手を楽しませることができる人。

    お客様の嗜好に合わせて提案できることと、自分が楽しみながら相手を楽しませることができる人がきてくれるとうれしいです。お茶って嗜好品なので人によって好みが違うんですよ。ご飯のときに飲む、少し疲れてリラックスするときに飲むなど、いろんなシーンでお茶を楽しむことができます。

    イベントに出店する際もお客様の要望を聞きながらその人にあったお茶を提案しています。そんなことができる方だと嬉しいですね。あと、やっぱりお茶が好きってことかな。自分が楽しくないと相手を楽しい気持ちにさせるのって難しいですよね?自分が楽しみながら相手も楽しくなる。それが一番いい形かなって思います。

    霧山茶園はどんな会社ですか?

    楽しくやっている会社です。

    そんな改まって聞かれたことがないので恥ずかしいですね。こんな会社ってのはないけど楽しくやっている会社です。

    霧山茶園はどれくらい歴史があるんですか?

    田んぼと雑木林しかなかったところにできたのがこの茶園です。

    実はここってもともとは田んぼと雑木林しかなかったんですよ。どうやら戦後に日下(霧山をくだったところ)のほうから2時間くらい牛をつれて山を登って、田んぼを耕していたみたいなんです。びっくりですよね。それが昭和までずっと続いて、昭和43年にここらへんが小山の連続だったので、うちの祖父と何かお金が残る農業をできないかという話になり、お茶をつくるようになったみたいです。

    当時からお茶のイメージはあったんですか?

    全くそんなことはなかったみたいです。

    いえ、全くそんなことはなかったみたいです。お金が残る農業ってことでお茶がでてきたみたいですね。静岡もお茶が有名ですが、静岡がお茶の産地になったのは、当時お侍さんが収入を得るために栽培を始めたなんて話もありますね。当時はお茶は薬のようなものと位置づけられていたので、儲かったのかもしれません。
    ※諸説あります。

    霧山茶園のお茶と他の産地のお茶の違いがあれば教えて下さい。

    太陽の光を吸収した茶葉は旨味成分がより感じやすい。

    そうですね、山の上にあり太陽からの光をたくさん茶葉が吸収しています。
    だからか旨味成分がより感じやすいと言われることが多いですね。

    今の仕事にはかかわるようになったきっかけを教えて下さい。

    旦那と結婚したことがきっかけ。

    旦那と結婚してからですね。私もともとは四万十町出身でここにくるまでは横浜で働いてたんです。で、そこからたまたま共通の知人が日高村の人で結婚してこの仕事にかかわるようになりました。

    結婚してからだったんですね。中山さんとお話しているとすごくお茶に対する熱い思いがあるなとおもったんですが、お茶の魅力ってどんなところだと思いますか?

    お茶って奥深い。抽出方法や加工方法だけでこんなに味が変わるってすごいこと。

    お茶って奥が深いんですよ。それが凄く面白い。先ほど試飲していただいた氷出しのお茶で感じられたと思うですが、抽出方法だけでこんなに味が変わるんです。そして、緑茶も烏龍茶も紅茶も全部同じ茶葉。加工の仕方が違うだけでこんなに味わいが変わるってすごいと思うんです。それをみんなに知ってほしい、そんな思いで活動をしています。

    今って気軽にペットボトルのお茶が買える時代になって、家で急須で入れる時代ではなくなってきています。それによって茶葉の生産量も減ってしまっているんですよね。ペットボトル用のお茶に関しては、生産量はそんなに減ってないのですが、そのお茶をつくるためには機械化して、できる限りコストを下げる必要あります。

    鹿児島では平坦で火山灰が混じったさらさらとした土壌なので、機械が入りやすくコストカットを実現しやすいんですが、うちのような山の上では機械をいれること自体が難しいんですよね。だから他の戦略を考えないといけない。そういったところが難しくもあり、ここでやり続ける以上やっていかなきゃいけないなと思っています。

    ペットボトルのお茶と戦う以上『手軽さ、楽しさ、おいしさ』は捨てたらいけない、今はSDGs時代とも言われいますので、『手軽さ、楽しさ、おいしさ』は残しつつ何か新しいスタイルを実現できるようなものを日々研究しています。

    日高村の魅力はどんなところだと思いますか?

    子育てをする人にとって、すごく優しい村。

    子育てをする人にとって、すごく優しい村だと思います。学校に登校するのに交通手段がない、保育園の預け先が見つからないなど、そういう学校問題を聞いたことがあまりないんです。保育園から中学校まで村内にあってJRも通っているので電車で高校や大学まで通えるすごく便利なところだと思います。

    あとは、横のつながりが強くて、地域の元気に楽しくしようという気持ちを持っている人が多いのも日高の魅力ですね。私たちの世代は青年団などでつながりがあるんですが、そこに若い方も入って欲しいです。地域対抗の運動会やお祭りなども昔は開催してて、子どももおじいちゃんもみんな繋がりがあったんですよね。ただコロナ禍もあって色々イベントができなくなって、少しずつつながりの輪がきれていってる気がしています。そんな輪をつなげられる人が来てくれると嬉しいですね。

職種条件

  • 募集対象
    (1)令和3年4月1日現在の満年齢が20歳以上になる方で、下記のいずれにも該当する方
    (2)3大都市圏の都市地域、政令指定都市等(過疎・山村・離島・半島等に該当しない市町村)から転出し、日高村内に居住し、住民票の異動ができる方
    (3)普通自動車運転免許を取得している方、又は取得見込の方
    (4)日常的にパソコンを使用し、電子メール等情報の送受信ができる方
    (5)住民と協調して集落や地域を元気にするために精力的に活動できる方
    (6)協力隊員の期間終了後、日高村に定住し就業しようとする意志のある方
  • 募集人員
    予定 若干名 / 日高村内に勤務
  • 身分
    会計年度任用職員(地方公務員法第17条及び22条の2)
  • 雇用期間・雇用形態
    日高村長が委嘱する。 委嘱日から令和4年3月31日まで
    (2年目以降は、活動評価により年度単位で更新し、最長で委嘱日から3年まで延長)
  • 勤務日及び勤務時間
    (1)勤務日:原則として週31時間もしくは週4日間
    但し、業務内容により変更する場合もあります。
    (2)勤務時間:原則として8時30分~17時15分(1日当たり7時間45分)
  • 報酬
    月額 188,320円 一時金有り
    (期末手当:6月、12月に各1.3月分 計2.6月分)
    *報酬及び一時金については、日高村役場行政職員の報酬にかかる規定に応じて年度ごとに調整がある可能性があります。
  • 待遇・福利厚生
    (1)住居は、移住担当者が村内の空き物件を紹介します。
    家賃の一部については村が負担します。(月額3万円上限)光熱水費等は協力隊員の負担です。
    (2)健康保険・厚生年金・雇用保険に加入します。
    (3)年次有給休暇は1年間に10日です。
  • 応募手続
    (1)募集期間 令和3年2月17日(水)~定員に達するまで随時募集
    書類が到着し順次、第1次選考を実施します。
    (定員数については令和3年度予算に応じて調整があります)
    (2)提出書類(提出された書類は返却しません)
    ①「地域おこし協力隊」隊員応募用紙
    ②履歴書(市販のもので可・直筆及び写真貼付(Word等活用も可)
    ③地域おこし協力隊活動についての作文(A4で書式自由、ワープロ可)「地域おこし協力隊に活かしたい私の能力」「3年間の活動目標」等について1,000字程度にまとめてください。
    (3)提出先等 日高村役場企画課まで
  • 選考
    (1)第1次選考
    書類選考のうえ、結果を応募者に後日文書で通知します。
    また、合格者には2次審査の案内を電話で通知します。
    (2)第2次選考(面接)
    ① 対象第1次選考合格者について面接を行ないます。
    ② 日時:第1次選考合格者と打ち合わせのうえ、日時を決めます。
    ③ 場所:原則として日高村役場(原則、来村しての面接ですが、コロナ禍を鑑み、オンライン等の対応も調整いたします)
    (3)最終選考結果の通知
    合否については、文書で第2次選考参加者に通知します。
  • その他
    (1)応募者がいない場合や、合格者不在の場合は募集期間を延長します。
    (2)兼業を希望する場合、村長への届出により認められることがあります。
    (3)募集期間内でも、状況により期間満了前に締切る場合があります。
    (4)協力隊個人への活動にかかる補助金制度もあります。

お世話してくれる人

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