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地域おこし協力隊 / ~3年

走りながら進化する
“できたてホヤホヤ”な地域商社
地域活性業務を一緒にやりたい人募集

一般社団法人 nosson

いきつけ度

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ふるさと納税の事業者さんと談笑中
nossonの会議中
日高村役場の協力隊担当の安岡さんとnossonの2人
(左:前田さん、中:安岡さん、右:小野さん)

“できたてホヤホヤ”な地域商社だから、走りながら進化するをモットーに、ふるさと納税の運営や地域活性を一緒に楽しめる人、募集しています。地域活性業務といっても幅広いから、それぞれ自分の得意をなことを生かしてもらえたらいいなあ。

募集職種

・高知県日高村地域おこし協力隊として募集

・活動期間は1年以上最長3年

・配置先は自分らしく生きるを探す人のための参加型地域商社「一般社団法人nosson」

・ふるさと納税の業務をはじめとする地域活性業務を行う

Q&A

  • 募集する仕事内容は?

    「ふるさと納税の業務をはじめとする地域活性業務」といっても幅広いから、それぞれ自分の得意をなことを生かしてもらえたらいいなあ。

    ふるさと納税(注)を中心とした地域活性業務を一緒にやって欲しいです。

    ふるさと納税の運営といっても実際にやったことないのことない人とか、ふるさと納税自体、『なんとなく聞いたことあるな』ってくらいの人もいっぱいいると思います。それぐらいで全然問題ない!私もふるさと納税なんとなくしか知らないところから始めたから(笑)そこは安心してください。

    頭の中には、やりたいことがたくさんあるんです。ふるさと納税の特産品の紹介しているページの画像や文章をもっと充実させたいし、日高村の野菜セットとかも出したいし、事業者さんによってはまだまだ申し込みが少ないところがあるから何か策を考えたいし…

    でも、1人でできることって、どうしても限られてて、どうやったらベストなのかなって考えてても答えが出なかったりする。だから、こういうのやりましょうってどんどん提案してくれる人や、一緒に相談しながら地域を盛り上げてくれる人、頑張ってくれる人がいてくれたら嬉しいかな!

    あと、それぞれ自分の得意をなことを生かしてもらえたらいいなあと思います。例えば、写真の撮影や加工ができる人は、ふるさと納税の特産品ページの見映えをよくしたりだとか、ライティングが得意な人は事業者さんにインタビューして特産品の魅力がもっと伝わるように書いたりだとか。ふるさと納税の運営といってもやっていることは幅広いのでみなさんの得意なことを生かせるところがたくさんあると思います。

    (注)「ふるさと納税」とは

    自治体に寄付をしてくれた人に、お礼としてその地域の特産品を送るというのが簡単な仕組み。今まで注目を浴びてこなかった産物にも焦点をあててアピールをしたり、地域の課題解決のための財源確保をするなど、地域活性化における重要な役割を担っている。

    どんな人に合いそうですか?

    とりあえず人と話すのが好きならどうにかなる!信頼関係をつくっていくことが私たちの一番の仕事。

    とりあえず人と話すのが好きならどうにかなる!事業者さんのところには、よくどこかに出かけたついでに挨拶に行ったり、『最近困ったことはないですか?』って様子を伺いにいくんです。そんなふうに、ちょこっと事業者さんのところに顔だした時に、世間話したりコミュニケーションをこまめにとって信頼関係をつくっていくことが私たちの一番の仕事です。

    そうすることで、やっぱり事業者さんにいろんな提案もしやすいし、相談もされやすくなります。

     もちろん、最初は一緒に訪問して事業者さんを繋ぐサポートはするけど、そのあとは自分からどんどん事業者さんと仲良くなっていってほしい!なので、人のこと、人の話を聞くことが好きな方に来てほしいです。

    一般社団法人nossonはどんなことをする会社ですか?

    ふるさと納税意外にも、幅広く地域業務に関われる会社です。

     ふるさと納税の業務以外にも、今は、日高村のトマトを使った健康志向のトマトジュースを開発研究するプロジェクトも立ち上げていたり、日高村のことをもっと好きになって関わる人を増やすための関係人口創出のサイト立ち上げに向けて動いているんです。

    だからふるさと納税と一緒にこういう業務も一緒に経験してくれたらいいなと思ってます。幅広く地域活性業務に関われる会社です。

    前田さんは日高村の協力隊OGとのことですが、高知県とはどういう縁があったのでしょうか、なぜ日高村の協力隊に?

    たまたま日高村を見つけて、たまたま自分に向いてそうな仕事があったから。あと、トマトをお裾分けしてもらえるかもという淡い下心もありました(笑)

    地域おこし協力隊になる人は、『田舎で子育てがしたい!』だとか、『飲食店がやりたい!』だとか明確な目的や目標を持っている人がほとんど。でも、私の場合そういうのが全然なかったんです。だから他の地域おこし協力隊の人とちょっと違うんです。

    家庭の事情で旦那さんの実家がある高知県に帰ることになって、高知県内で住むところと仕事を探してたんです。高知市内からそこまで遠くなくて、汽車が通ってるから市内に呑みに行っても帰ってこれる、他にも実家からの距離、災害のこととかいろんな条件で絞っていくと仁淀川流域かなって。

    そんな時に、旦那さんが日高村の協力隊のページをたまたま見つけて、『こんなのあるらしいよ?』って見せてくれたんです。なんとなく日高村のことを調べてたら“トマトの村”ってかいてて…俄然、興味を持ちました。私トマト好きなんです。『もしかしたら、トマトをお裾分けしてもらえるかもしれない!』という淡い下心もあって日高村いいかなと思いました(笑)

    募集していた協力隊の業務内容を見ているとふるさと納税業務っていうのがあったから、とりあえず日高村のふるさと納税のページをみてみたんです。そしたら、当時のページは、正直、しょぼかった…(笑)以前からネット通販の仕事をしていたので、そのスキルを活かしてもっと充実したページを作れるんじゃないかなと思って日高村の協力隊に応募しました。

    こんな感じで、最初はものすごいやりたいことがあったわけじゃなかったんです。たまたま見つけて、たまたま自分に向いてそうな仕事があったから、たまたま日高村にくることになりました(笑)

    実際に日高村で協力隊をしてみてどうでしたか?

    事業者さんと仲良くなればなるほど、みんなのために頑張ろうと思えましたね。

     ふるさと納税に出品している事業者さんは、みんな気さくな方ばかり。

    訪問するたびに『無理しいなや〜』と心配してくれたり、『ブリ釣ったからブリシャブしよう』と家に来てご飯を一緒に食べることもあったりと、地方外から来た私のことをかわいがってくれました。『あずファンより』という手紙がついたお花をいただいたこともありました(笑)こんなふうに、事業者さんと仲良くなればなるほど、みんなのために頑張ろうと思えましたね。

    そのかいあってか、私が担当するようになって、3年間で寄付金額が6倍に伸びたんです。目に見える成果が出たことはやっぱりうれしかったしモチベーションにも繋がりました。

    参加型地域商社、一般社団法人nossonを立ち上げることになった経緯は?

    いろんなタイミングが合ったということだと思います。自然な流れで立ち上がった会社です(笑)

    協力隊になった当時は、東京の会社にふるさと納税の業務を委託していました。せっかく日高村に寄付してもらったお金が、委託料として村内にお金が流れてしまう、村に還元されていないお金があるのもったいないって話はずっとしていました。その構造を変えるために、村内の地域商社にふるさと納税業務を委託できたらいいなって。でも、私自身が地域商社を立ち上げるとかは、全く考えてなくて、『誰かそういうのしてくれる人いたらいいね〜』くらいで流してましたね(笑)

    でも、事業者さんと仲良くなって関係性ができていくと、仕事もやりやすいし、楽しくて。中には『前田さんおらんなったらふるさと納税どうするんよ〜』と言ってくれる方もいたんです。そう言ってもらえるとやっぱり嬉しかったですね。

    仲良くなった事業者さんたちも喜んでくれて、力になれるのであれば、卒業後もふるさと納税のことしてもいいかなって徐々に思うようになりました。

    ちょうどその頃、私と同じように都心部から移住してきていた小野ちゃんという女性が、『地域のために』って本当に幅広くいろんな活動をしていたんです。例えば、日高村のトマトを使った新商品を作ったり、県外の人と日高村をつないでコラボする企画をしたりとか。

    『地域のために何かやりたい』って活動し続けていた小野ちゃんと、『事業者さんのためにふるさと納税のことし続けれたらいいな』と思っていた私。根本の『この地域のためになることをしたい』という想いが一緒だったんです。

    役場も実績を積んできた人に委託できて嬉しい、地域の事業者の人も喜んでくれる、私と小野ちゃんもやりたいことができる。『みんな嬉しいじゃん』って感じで、協力隊3年目の時に小野ちゃんと地域商社を立ち上げることが正式に決まって動き始めました。自然に生まれた流れでしたね。

    一般社団法人nossonはどんな雰囲気の会社ですか?

    いいと思ったことはすぐ褒めて、どうなんだろうと思ったことも隠さず言い合う。だからこそ、相談も気軽にできる!

    今のところメンバーが小野ちゃんと私の2人しかいないっていうのもあるけど、正直に思ったことを言い合う関係です。いいと思ったことはすぐ褒めるし、どうなんだろうと思ったこともそのまま隠さずに言ってますね。だからこそ、相談とかも気軽にできる!私は関西からの移住なので関西のノリがありますし、小野ちゃんと話すの大好きだから、気軽になんでも相談してくれたら答えられることは答えます!(笑)

    あと、nossonには明確な事務所がないんです。現在は、NPO法人日高わのわ会の事務所をシェアして使わせてもらっているんですよ。そこで働く地元のお母ちゃんたちから『お腹空いたでしょ』っておやつをもらったり、『ご近所さんにたくさんお裾分けしてもらったのよ〜』なんて言って野菜をわけてもらったりしながら働いています(笑)

    すごくアットホームでしょ。法人としては2人だけですが、働く環境はこんな感じ。誰かが出かけるときは『いってらっしゃい』帰ってきたら『おかえり』の声が響き合っていますよ。新しい仲間が加わっても、この雰囲気はきっと同じ。『移住してきました』なんて話したら、みんなむしろ面倒を見たがっちゃうと思いますよ。心地いい雰囲気ですね。

    前田さんからみた、日高村の魅力はなんですか?

    小さな村だけど、村内に3つも駅がある、とても利便性がいい村。おじいちゃんおばあちゃんが育てた、新鮮で美味しい野菜を安く買えるのも魅力です。

    日高村は土讃線という路線が3駅ある、とても利便性がいい村です。だから、高知市内で飲んでも、汽車で家まで帰れちゃうのがいいんですよね。

    日下駅の近くにあるイタリアン居酒屋の“かねしん”の“納豆スペシャルひき肉レタスまき”がすごい美味しい!家でも真似してやってるくらい好きです。あと、“かねしん”から徒歩1分のところにある大衆居酒屋“えみ食堂”も好きですね。日高村生まれの大将が、高知県の食材を使い美味しい土佐料理を作ってくれます。春に採れたタラの芽を持っていったら、天ぷらにして出してくれたり、その季節ならではのメニューを出してくれます。“えみ食堂”にいくといつも村民の誰かは飲んでいるので、必ず知り合いに会えます。今はコロナでなかなか難しいけど、そういうお店で同年代の協力隊の家族と一緒に飲んだりしてました。

    日高村にきたらぜひどちらのお店も行ってほしいです!

    あと、私の家の目の前に“村の駅ひだか”があるんです。そこに、村内のおじいちゃんおばあちゃんが野菜を毎日売りに来るので、新鮮で美味しい野菜を安く買えるのも嬉しいです。季節ごとにマルシェやイベントやったりもしてて、ふるさと納税の事業者さんも出店したりしているので、顔出しに気軽に遊びにいってます。

    記事を読んでいる人へメッセージをお願いします。

    できたてホヤホヤな地域商社だから私たち2人も、進化中。一緒にがんばって、一緒に成長していきましょう!

    できたてホヤホヤな地域商社だから私たち2人も、走りながら進化中です。だから、私たちのお手伝いというより、なんなら私たちを引っ張っていくくらいの気持ちできてください(笑)一緒にがんばって、一緒に成長して行けたらいいなと思ってます!

    地域活性にまつわる多様な業務がある一般社団法人nossonだからこそ、みなさんも自分のやりたいことに挑戦しやすい環境があります。私たちは、自分らしく言い切るを探す人おための参加型地域商社を標榜しており、“人も地域も、自分らしく”をミッションとして掲げています。

    だからあなたらしく、自分の得意なことを生かしてほしいし、やりたいことがあるならそれが実現するように一緒に活動して行けたいいなと思います。

職種条件

  • 募集対象
    (1)令和6年4月1日現在の満年齢が20歳以上になる方で、下記のいずれにも該当する方
    (2)3大都市圏の都市地域、政令指定都市等(過疎・山村・離島・半島等に該当しない市町村)から転出し、日高村内に居住し、住民票の異動ができる方
    (3)普通自動車運転免許を取得している方、又は取得見込の方
    (4)日常的にパソコンを使用し、電子メール等情報の送受信ができる方
    (5)住民と協調して集落や地域を元気にするために精力的に活動できる方
    (6)協力隊員の期間終了後、日高村に定住し就業しようとする意志のある方
  • 募集人員
    予定 若干名 / 日高村内に勤務
  • 身分
    会計年度任用職員(地方公務員法第17条及び22条の2)
  • 雇用期間・雇用形態
    日高村長が委嘱する。
    (2年目以降は、活動評価により年度単位で更新し、最長で委嘱日から3年まで延長)
  • 勤務日及び勤務時間
    (1)勤務日:原則として週31時間もしくは週4日間
    但し、業務内容により変更する場合もあります。
    (2)勤務時間:原則として8時10分~17時15分(1日当たり7時間45分)
  • 報酬
    月額190,320円
    一時金有り(期末手当:6月、12月に各1.2月分 計2.4月分)
    ※報酬及び一時金については、日高村役場行政職員の報酬にかかる規定に応じて年度ごとに調整がある可能性があります。
  • 待遇・福利厚生
    (1)住居は、移住担当者が村内の空き物件を紹介します。
    家賃の一部については村が負担します。(月額3万円上限)
    光熱水費等は協力隊員の負担です。
    (2)健康保険・厚生年金・雇用保険に加入します。
    (3)年次有給休暇は1年間に10日です。
  • 応募手続
    (1)募集期間 令和5年12月1日(水)~定員に達するまで随時募集
    書類が到着し順次、第1次選考を実施します。
    (定員数については令和3年度予算に応じて調整があります)
    (2)提出書類(提出された書類は返却しません)
    ①「地域おこし協力隊」隊員応募用紙
    ②履歴書(市販のもので可・直筆及び写真貼付(Word等活用も可)
    ③地域おこし協力隊活動についての作文(A4で書式自由、ワープロ可)
    「地域おこし協力隊に活かしたい私の能力」「3年間の活動目標」等について1000字程度にまとめてください。
    (3)提出先等 日高村役場企画課まで
  • 選考
    (1)第1次選考
    書類選考のうえ、結果を応募者に後日文書で通知します。
    また、合格者には2次審査の案内を電話で通知します。
    (2)第2次選考(面接)
    ① 対象第1次選考合格者について面接を行ないます。
    ② 日時:第1次選考合格者と打ち合わせのうえ、日時を決めます。
    ③ 場所:原則として日高村役場(原則、来村しての面接ですが、コロナ禍を鑑み、オンライン等の対応も調整いたします)
    (3)最終選考結果の通知
    合否については、文書で第2次選考参加者に通知します。
  • その他
    (1)応募者がいない場合や、合格者不在の場合は募集期間を延長します。
    (2)兼業を希望する場合、村長への届出により認められることがあります。
    (3)募集期間内でも、状況により期間満了前に締切る場合があります。
    (4)協力隊個人への活動にかかる補助金制度もあります。

お世話してくれる人

近いいけつけ度

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