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飲食経験を活かして大好きな高知へ移住! 日高村でカフェ開業を目指す地域おこし協力隊の暮らし。

小島菜穂子さん
高知県日高村地域おこし協力隊に2025年12月に着任。大阪で土佐料理を提供する居酒屋の立ち上げに携わったことをきっかけに、高知を好きになり移住。地域おこし卒隊後に村内でカフェを開業することを目指し、協力隊OBの岡さんが運営をする「村の小さな台所おきな」で活動中。

Q:移住される前は、どんなお仕事をされてましたか?
営業職や事務職、飲食業などいろいろな職種で働いていましたが一貫して「食」に関する仕事をしていました。
一番長いのは飲食業で、全国チェーンのカフェで働いていた時は北海道、愛媛県、熊本県と色々な所を飛びまわっていました。
移住直前のお仕事は、高知出身の友だちと一緒に立ち上げた、土佐料理の居酒屋の運営です。それをきっかけに取引先の高知に足を運ぶようになり、たくさん知り合いができたことで、自然・食・人どこをとっても魅力的な高知をどんどん好きになっていきました。


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Q:岡さんの活動に興味を持ったきっかけを教えてください。

高知を好きになり、高知に移住をしたいと考え始めたときに、まず一番心配になった事が仕事でした。未経験から農業を始めたり、リモートでできる仕事への転職、地元企業への就職等々考えたのですが、なんとなくしっくりこないなぁと思っていました。

そんな時、地域おこし協力隊としてレストランで働きながらノウハウを学び、自身の起業に繋げるというミッションを知りました。これまでのキャリアを考えると一番現実味があり、挑戦してみたいと思ったのがきっかけです。

実際に受け入れ先の岡さんにお会いし、レストランのお仕事やイベントをお手伝いさせていただきました。その中で移住の先輩が地元の方と一緒に地域を盛り上げているのを体験し、せっかく地方移住するなら地域の方と一緒に地域で活動する事も大事なのではないかと思い、それを体現されている岡さんの元で学びたいと思うようになりました。

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Q. 数ある自治体の中で日高村を選んだ理由を教えてください
地域おこし協力隊のOB,OGが今も活躍し定住の実績があったことです。
移住前に日高村に来てお話を聞いたときに、地域の方や役場の方が現役やOB,OGが今どんな事をしているのか知っているという環境は私にとってとても安心感がありました。

役場以外でもサポートしてくれる体制も整っていて相談する窓口がたくさんあるのも良いなと思いました。
あと「田舎で暮らすならこんな家に住みたい」という自分の理想にピッタリの物件を、日高村役場の方に紹介してもらえたことも結構大きいなと思っています。

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Q:実際に協力隊に着任してから、どのような活動を行っていますか?
「村の台所おきな」で仕込み・盛り付け・配膳などのレストランの仕事と、隣接する一棟貸の宿の管理を中心に行っています。
飲食業が長かったのですが、やったことが無いような調理や仕込みがほとんどで、何年も修行しないと得られない知識や技術やレシピを惜しげもなく教えていただき、実践させていただいています。
毎日が新鮮で「今日はどんな事するんやろう」と毎日わくわくしながら通勤しています。
その他、地域イベントへの参加や、日高村近辺の業者さんへの仕入も一緒に連れて行ってもらっています。

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Q:実際に一緒に働いてみて、どうでしたか?
私のこれまでの経験も配慮していただいた上で、卒隊後に役に立ちそうな事をたくさん提案していただき実践させていただいています。

岡さんも移住で来られているので、都会と地方の飲食店運営の違いや日高村の人が好きな物などを教えていただきながら私の独立に「全力でフォローするからね」と応援してくださるので、怖がらずに色々挑戦できています。

地域は違いますが、奥さんと同じコーヒーチェーンで働いていたこともあったので、共通の話題も多く、ついお喋りしすぎてしまいます。あと岡家はご夫婦とお子さん4人の大家族なのですが、終業後に子ども達と遊んだり晩ご飯に誘ってもらったり誕生日会を開いてくださったり、とても楽しい時間を過ごさせてもらっています。

私は単身で移住してきたので、もしかしたらホームシックになるかも……と思っていたのですが、そんな心配はまったくいりませんでした。

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Q:日高村の好きなところは?
村の人の距離感がぼっちりなところです。
『ぼっちり』とは私の好きな土佐弁の一つで『ちょうど良い、ぴったり』と言う意味。

「これに参加しないといけない」「そのやり方はダメ」とか言われることは無くて「こんな行事があるから良かったら来ぃや」と声をかけてくださったり、私が「こんな事がしたい」とか「これに困っている」といったらみんなに声を掛けてくれて一緒に解決してくれたり、それができそうな人を紹介してくれたり、ちょうど良いおせっかいで、何かできることはないかと動いてくださいます。

あとは仁淀川が綺麗すぎるところ、普段の通勤路が絶景なところ、野菜が美味しいところなど挙げればきりがないです。

Q:日高村の苦手なところは?
苦手な所は……考えてみたのですが今のところは見当たりません。
でもびっくりした事がありました。
朝できるだけ毎日散歩に行くようにしているのですが、寝坊したり、疲れていて休んだ翌日に「昨日は散歩しちょらんかったね」と言われたことがありました。
ほとんど誰にも会わないので私が散歩してる事を知っている方がいるなんて思ってもみませんでした。
でもその日以降は、ちょっとめんどくさいなと思っても頑張って起きて散歩しています。
私にとっては良いプレッシャーになり毎日続けられているので結果良いことになってしまいますが……(笑)。

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Q:日高村で実際に暮らし始めていかがですか?
「もっと早く来ればよかった!」と思っています(笑)。
朝は太陽と一緒に起きて、夜は暗くなったら眠る。
近所の方に頂いた採れたての野菜や猪肉でご飯を作って食べる。
道ですれ違った人と挨拶を交わす。
村の人には当たり前と言われますが、都会で過ごしていた私にとっては「なんか生きてる!」という感じがしています。
何でもすぐ手に入る都会の暮らしも楽しかったですが、あるもので何とかしようと工夫するこちらの暮らしが今はとても楽しいです。

Q:今後の目標を教えてください。
村内でカフェを開業するのが今の目標ですが、いくつか生業になるものを見つけていきたいと思っています。
まだ1年目なので、少しでも興味のある事や声を掛けていただいた事には参加し方向性を固めていきたいと思っています。

あと移住する前から狩猟に興味があったので、狩猟免許を取得しました。
休みの日は、師匠と山に入り猪の特性やわなの掛け方、山の歩き方を教えてもらっています。
狩猟も高齢化が進んでいると聞いているのでまだまだ先は長いですが師匠の技術を継承できたら良いなと思っています。

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Q:最後に、この記事を読んでいる方にメッセージをお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
私の場合は呼ばれるように日高村に来て最初から全部決まっていたように日高村民になることができました。

もちろん色々なタイミングがばっちり合って、周りの方々にたくさんサポートしていただいたおかげですが!

少しでも移住に興味を持ったら感じるままに、小さくても一歩踏み出すだけでたくさんの選択肢が出てくると思います。移住とかそんなに大きな話でなくても、日高村は本当に良いところなので一度遊びに来てください!

地域の活動日誌

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