【イベントレポート】名古屋で初開催! 「人生をいきいき豊かにするキャリアの考え方」
2026.02.03
女性にとって40〜50代は、キャリアも私生活も転機を迎える時期。仕事・家庭・介護...多くの役割をこなしながら、体調の変化も起こってきます。
そんな働く女性を応援する企画として、2025年11月に東京で初開催した本イベントは、約20名が参加し大好評のうちに終了しました。
その反響を受け、早くも第2弾を名古屋にて開催。ゲストは前回に引き続き、キャリア支援のプロであり、「昼スナック」の紫乃ママこと木下紫乃さんです。
会場には、キャリアや生き方、心とからだのセルフケアについて"もやもや"を抱えた真面目すぎるミドル世代の女性たちが集まり、紫乃ママと一緒に、これからの自分や今抱えている悩みを語り合いました。今回は、そのイベント開催レポートをお届けします。
<ゲスト>
大学卒業後リクルート入社。その後人材育成会社などを経て、2016年中高年のキャリア支援を柱とする(株)ヒキダシを設立。中高年向けキャリア研修講師等のかたわら、様々な人がつながるコミュニティとして「スナックひきだし」を開店。"紫乃ママ"として週1回昼間カウンターに立つ。また多くの昼スナ、夜スナの1日ママやマスターとともに様々な人が交錯する場づくりを楽しむ。社会福祉士。
著書「45歳からのやりたくないことをやめる勇気」「会社を辞めて幸せな人が辞める前に考えていること」(共に日経BP社)。
<主催者>
広告業に従事。東日本大震災をきっかけに全国でボランティア活動を行い、2016年にNPO法人日高わのわ会でのボランティアを経験したことを機に、2017年に日高村へ移住。高知県日高村を拠点に地域活性に取り組む一般社団法人nossonを設立し、都会と地方をつなぐことで、みんなが"いきいき"とする社会をつくることを目指す「いきいきソーシャルアクションプロジェクト」を主宰。
<当日の内容>①紫乃ママによるゲストトーク
「飽きるって、悪いことじゃないんですよ。飽きたらやめてもいい。今は変化の時代なんだから」
メイン企画は、自身も5回の転職、再婚や離婚も経験し、45歳での大学院入学、48歳での「昼スナック」立ち上げと、波乱万丈なキャリアを歩んできた紫乃ママによるゲストトークです。
「うちらにはもっと"不真面目力"が必要じゃ」というのが、最初に紫乃ママから伝えられたメッセージ。東京開催時にも大きな共感を呼んだ"真面目度診断"では、今回も多くの参加者が深くうなずく場面が見られました。

今の時代の女性は、組織では女性としての活躍を期待され、家庭では「いい母」「いい妻」であることを期待され、社会では結婚することや子どもを産むことを期待されています。SNSを開けば、キラキラと発信する同世代の姿が目に入り、「頑張っていても、頑張っていなくても」劣等感を感じやすい時代になっているのかもしれません。

紫乃ママ流の「しんどさを手放し変化の時代を生きる判断軸」では、
・「飽きる」は悪いことじゃない
・違うと思ったら、やめていい
・やり直しがきく時代
・自分が完璧にならないと始められないなんて言っていたら、今世では無理!
・自分にできないことはたくさんあることを認めて、人の力を借りる
・だからこそ、誰かのために惜しみなく、自分の力を出してあげること
「まずはご自愛♡ 自分が満たされないと、人に優しくできないし挑戦もできない」
自分を大切にすることは、わがままでも甘えでもない。
むしろ周りの人のためにもなる。そんな気づきを得られる時間となりました。
②紫乃ママ×nossonによるパネルディスカッション
「人生は思ったより短い」もやもやから一歩踏み出した理由
イベントの中心テーマは、それぞれが抱える"もやもや"。仕事の忙しさ、周囲との比較、体調の変化など、"もやもや"の元は人それぞれです。

一般社団法人nossonの代表・小野が東京で働いていた30代の頃から感じていた社会への違和感はたくさんあったと言います。
「業務は溢れるほどあるけど時間がない」
「忙しいのに同僚が働かない」
「周り人のメンタルを病んでいく」
しかし、忙しい日常の中で自分の気持ちに向き合う余裕すらなかった、と当時を振り返ります。
「会社の売り上げは伸びているけど、本当にみんな幸せ?」
「自分の仕事は、人の役に立っているんだろうか?」
そんな小さな違和感が東日本大震災をきっかけに、より切実なものになりました。そこから「200万円使う」と決めて、全国でのボランティア活動を始めました。
小野がもやもやから、一歩踏み出せた理由は「"もやもや"は一度飲み込んでも、また出てくる。 30歳のころ、このまま一生もやもやし続けるのは嫌だと思った」から。
周囲から「意味ないじゃん」「なんでそんなことするの?」と言われ、友人が離れていった時期もあったそうです。それでも「人生って思ったより短い。今しかない」と、行動し続けて今の活動に繋がっている話をしました。

キャリアに大切なのは"納得感"
小野の話を受けて紫乃ママからは、こんな言葉も。
「人は思ったより、あなたのこと見てない(笑)。 だから自分で決めていい。 もし違ったら、また変えればいいんです。人に言われたからで決めると、失敗したときに人のせいにしたくなる。 だから『自分で決める』ことが大事」。
そして最後に「あなたはどんな"いきいき"でいたいですか?」という問いかけがされました。どんな状態が"いきいき"しているのかは、人それぞれ違います。自分で選び、舵を取れている感覚があると、人は元気になる。 逆に「こうあるべき」という空気に縛られすぎると、息苦しくなってしまう。
だから「キャリアに大切なのは納得感」というメッセージを、紫乃ママからいただきました。
人に話を聞いてもらうことで整理される、"もやもや"シェアタイム
紫乃ママが"もやもや"を抱えている人の誰かの背中を押すときに、どんなことをしているのですか?という質問に、「たいそうなことはしてないんですよ」と一言。
「 ただ話してもらう。ぐちゃぐちゃでもいいから人に話すと、勝手に整理されていくんです。聞いている側は、人の話だから整理できるんです。自分のことはどうしても整理するのが難しい。聞いてもらうだけで、整理されて元気になることもある」
会場はまさにその実践の場。 お互いの"もやもや"を共有し、共感をし合いイベントは終了しました。

参加者の方からの声
アンケートでは、「期待以上だった」と回答した方が100%。
「紫乃ママ節に今日もまた元気出ました。小野さんの活動も初めて知りましたが、ボランティア休暇が導入された暁には、スタッフとしてお手伝いできたらいいなあとも思ってしまいました」
「楽しかったですし勇気をもらえました。参加して良かったです」
「高知県はまた行きたい場所!日高村に行ってみたい」
「とても素敵なコンセプト、内容でした!親子ワーケーションしにいきたいです」
「いろんなお話が聞けて楽しかったです」
など、多くの嬉しい声が寄せられました。
皆さまにとって少しでも日々の忙しさの中で、自分をいたわる時間になっていたら嬉しいです。
また会場では、いきいきソーシャルアクションプロジェクトをきっかけに生まれた「悲劇のヒロインになる前のトマト豆ゼリー」の試食もご用意しました。もやもやした時にお守りになる、トマトと豆でできたエナジーゼリーです。
5月にはこの原材料となる土佐八升豆の苗を、村民と一緒に植えるイベントも開催予定です!
引き続き、高知県日高村から都会と田舎をつなぎ、誰もが"いきいき"と過ごせる社会を目指して活動していきます。次はぜひ、日高村でお会いできることを楽しみにしています!
▼悲劇のヒロインになる前のトマト豆ゼリーhttps://tosamame.com/collections/jelly
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